マーチンゲール法による必勝法

マーチンゲール法はシステムベットとしてあまりにも有名。
多くのベテランギャンブラーが活用しており、さまざまなゲームで応用されています。
ギャンブルを楽しむための必勝法を考えていく第一歩として、まずはマーチンゲール法の概要に触れておきましょう。

まず、この名称における由来についてなのですが、これは南フランスのマーティギュー地方出身者が好んで利用していたことが起源とされています。

もちろんシステムベットを意識しなくても、誰もが負けた場合には取り戻そうとした賭け方をするでしょう?
マーチンゲール法は究極の取り戻し方かも知れません。
具体的な方法としましては、負けたら倍額を賭け続けるだけ。
勝つまでやめないのが特徴です。

勝つまで辞めないマーチンゲール法

また基本的にはテーブルゲームに有効であり、50パーセントの勝率で1倍配当となるものが適しています。
厳密にはハウスエッジが存在していますから完全に50パーセント勝てるということはないのですが、ルーレットの赤黒などが該当すると考えてよいでしょう。
そして1回目の勝負には、最小の賭け金をベット。
まず1ドルを賭けてください。
勝てばOK。
負けた場合には倍額の2ドルをベット。
2回目も負けたならば倍額の4ドルをベット。
さらに負ければ、倍額の8ドルをベットしてください。
続けて負けたとしても一回勝てば必ずプラスとなりますから、究極の必勝法と考えてよいのではないでしょうか。

「これなら、絶対に勝てますね!」
こう思うかも知れません。
でも待ってください。
ギャンブルはそんなに甘くないのです。

残念ながら、必勝法と思われるマーチンゲール法にも弱点が存在します。
それは連敗が続いてしまいますと、軍資金が底を尽いてしまう可能性があるのです。
ギャンブルは軍資金が底を尽いた時点でゲームオーバー。
常に自己資金をしっかりとマネージメントしなければなりません。
「たっぷりと資金を用意しているから、そのような心配は必要ないよ」。
このような声が寄せられています。

しかし10連敗以上を喫してしまいますと、急激に必要とされる金額が増加していきます。
例えば10連敗した時点で1023ドルの損失。
11回目を賭けようとするならば、さらに1024ドルが必要。

連敗するとベット額が暴騰

しかも万一11回目を負けてしまいますと、2047ドルの損失
12回目のためには2048ドルを用意しなければなりません。
ここで勝利を収めても、差し引きしたプラスはたった1ドルなのです。
またカジノゲームにはつきものとなるベットリミットの問題。
基本的にはMAXベットが設定されており、いくらでも賭けることができるわけではありません。
やはりマーチンゲール法を必勝法とするためには、連敗に対する自分なりのルールを設定しておく必要があるのです。

システムベットを使いこなすことができれば、カジノマスターへ近づいたといえるのではないでしょうか。